スペイン語力アップ!ブログ
ネイティブの話すスペイン語のスピードに慣れるためのコンテンツや、スペイン語学習に役立つ情報を随時アップしていきます。
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スパニッシュ・オンラインの大塚です。
去年と今年は、1614年に支倉常長率いる慶長遣欧使節がスペインに到着してから400周年ということで、さまざまな記念事業がが日本、スペイン両国で行われていました。
その事業のひとつが、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の途中、レオン県Molinasecaのalbergue(アルベルゲ。巡礼者用の宿泊施設)の庭にある、生きた樹に彫られた観音様。
2001年にMolinaseca市長がサンティアゴ巡礼路と四国八十八ヶ所(遍路)の友好のために四国を訪れた際に仏師Bonkaiさんと出会ったのがきっかけ。今年の夏にBonkaiさんを招待して彫ってもらったとのこと。
もちろんサンティアゴ巡礼は本来、カトリック教徒が聖地を目指して長い旅路を歩き通すことに意味があるのですが、今は巡礼者の大半(私もです)は宗教的な巡礼というよりも旅そのものを楽しんでいます。
宗教を問わず、旅人たちの無事を願って彫られた美しい観音様。
思わず手を合わせずにはいられませんでした。
ちなみに観音様は女性と考えられることが多いようです。
でもスペイン語では男性名詞El Budaなんですね。
【目次】サンティアゴ巡礼路を歩こう!
牧草地とワインのナバラ編
ワインとピンチョスのラ・リオハ編
モルシージャと風の大地のブルゴス編
美しい並木のパレンシア編
草原と、ステンドグラスの大聖堂のレオン編
コラム 巡礼の宿
コラム エル・カミーノの観音様
コラム 泊まったアルベルゲの評価