DELE A2対策

A2(初級)は、DELEの6つのレベルのうち2番めにやさしいレベルです。
合格することで、日常的によく使われるフレーズや表現(特に自分自身や家族、買い物や仕事等に関するもの)の能力を証明できます。  

求められるレベル

自分自身や家族、買い物、興味のあることがら、仕事など、自分の身の回りのことや、自分が経験したことに関する表現を理解し、また、使用することができる。
すでに知っている内容や習慣、みのまわりの出来事などにに関して簡潔な表現で描写したり、応答ができる。

配点と合格ライン

DELE A2の試験は2つのパート(GRUPO)にわかれます。

GRUPO1(読み書きのスキル)
読解(comprensión de lectura)が60分、記述表現(expresión e interacción escritas)が50分です。
GRUPO2(口頭表現に関するスキル)
リスニング(comprensión auditiva )が35分、口頭表現expresión e interacción orales)が15分(別途、事前準備に15分が与えられる)です。

GRUPOごとに点数が計算され、双方のGRUPOで合格ラインに達しなければなりません。
配点は、過去の実績ではGRUPO1は50点(読解が25点、文章表現が25点)、GRUPO2も50点(リスニングが25点、口頭試問が25点)で、両方のGRUPOともに30点以上獲得すれば合格です。
一方でも30点を下回ると足切りになり、不合格になってしまいます。
なお、文章表現に関しては、単語数とフォーマットが厳格に定められており、必ず守らなくてはなりません。

 

学習範囲

・時制としては、直接法の現在進行形、現在完了、点過去、線過去、未来まで。これらは作文でも使う場面が出てきますので、
 それぞれの規則活用、基礎単語の不規則活用はしっかり使えるようにしておきましょう。
 (口頭試問では現在・現在進行・現在完了で切り抜けることもできそうです)
・過去未来や接続法は不要です。
・目的格代名詞も出てきます。作文や口頭試験でも必要な場面があるでしょう。


読解(Comprensión De Lectura)

試験時間:60分。
読解は5つの課題(Tarea)からなり、全30問です。
Tarea1
 7つの短い文章(設問)を、別途提示される10の短い文書(公共施設での掲示や、学校での生徒へのお知らせ、製品説明書等)と対応させます。
Tarea2
 20行弱のe-mailまたは手紙を読み、5つの設問に三択で回答します。
 最初の2問は文章全体について、続く3問は特定の記述に関しての質問です。
Tarea3
 6つの広告を読み、それぞれの設問に三択で回答します。
Tarea4
 6つの設問(短い文章)を読み、特定のテーマ(星占いの星座、様々な色等)に関する10の説明文(選択肢)と対応させます。


リスニング(Comprensión Auditiva)

試験時間:20分。
リスニングは5つのTareaからなり、全30問です。
日本で暮らしている限りはほぼ接することのないシチュエーションが多いので、しっかりトレーニングしておくことが必要です。
ラジオ広告はネットで聞けるかもしれません。
 YouTubeなどのビデオは、目で見て内容を理解したつもりになってしまいがちですので、意識的に耳だけで理解する努力が必要です。(難しさは倍増します)
Tarea1
 短いラジオ広告を聴き、三択で回答します。
 全部で7問。
 各設問の音声は2度流され、2度目のあとに問題に回答する時間が与えられます。
 最初の音声が流される前に設問を読んで何に関する広告なのかを理解しておきましょう。
 音声の内容との混同を避けるため、選択肢はさっと見る程度にとどめるようがよいでしょう。

Tarea2
 長めのラジオ広告を聴き、6つの設問(三択)に答えます。
 最初に25秒間、設問を読むための時間が与えられます。
 続けて2度、音声が流れ、そのあとに回答します。

Tarea3
 6つの音声(店頭での呼び込みや館内放送、電話の自動応答など)を聴き、各音声の内容とあったものを、10個の選択肢のなかから選びます。
 最初に25秒間、設問を読むための時間が与えられます。
 続けて2度、音声が流れ、そのあとに回答します。

Tarea4
 電話でのやりとり(日常生活における、日時や価格などの問い合わせ)を聴き、6つの設問に答えます。
 
Tarea5
 日常的なことがら(趣味や仕事、レジャーなど)に関する会話を聴き、5つの短い設問に回答します。
 選択肢は絵や写真で示され、8つあります。(3つはダミー)


記述表現(Expresión E Interacción Escritas)

試験時間:50分
記述は2つのTareaからなります。
Tarea1は、日常的なやりとり(企業への問い合わせや、レストランの予約等)の文書を作成します。(30〜40語)
Tarea2は、最近の自分自身の経験に関する友達への手紙(またはメール)や、関心のあるインターネット上のフォーラムに意見を書き込んだりします。文頭、文末の提携表現も記述することが求められます。(70〜80語)
Tarea3は、最近のできごとに関して、手紙やブログ、掲示板等に書き込みます。写真が6枚提示されますので、それらを内容に盛り込まなくてはいけません。(70〜80語)


口頭表現(Expresión E Interacción Orales)

口頭表現は4つのTareaからなります。
Tarea1は、自己紹介です(1〜2分)。名前、年齢、国籍、仕事、専攻科目、話せる言語等について話すとよいでしょう。
Tarea2は、日常生活について説明します(2〜3分)。仕事、交通、学習、余暇、食事等、与えられた5つのテーマから2つを選び、試験官に説明します。
Tarea3は、会話です(3〜4分)。Tarea1およびTarea2で話した内容について、面接官と会話します。
Tarea4は、提示されたカードの写真と指示にもとづいて、面接官と会話します。(2〜3分)
※Tarea1と2については、待合室で15分間の準備時間が与えられ、メモを作っておくことができます。
ただし、あくまで備忘メモであり、  面接で書いたものを読み上げてはいけません。
なお、読解、リスニング、記述表現は土曜日の午前中に行われ、口頭表現は同日の午後または翌日に実施されます。