ネイティブの話すスペイン語のスピードに慣れるためのコンテンツや、スペイン語学習に役立つ情報を随時アップしていきます。
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スパニッシュ・オンラインの大塚です。
今や海外旅行に欠かせないSIMフリーのスマートフォン。
これがあれば、現地SIMを買うだけで高額ののデータローミング料金(大手3社は一日あたり2,980円+税)を払うことなく、スマホのGoogleマップを使って見知らぬ街を自由自在に歩き回れます。撮影した写真もその場でシェアできます。
さて、アジア各国での現地SIM利用は簡単で、タイやフィリピンでは空港を出たところにカウンターがあり、そこでSIMを購入し、たいてい設定までやってくれます。
一方、スペインはまだまだ手続きがややこしいので、詳しく解説します。
※複数の海外SIMを持ち歩き、国を移動するたびにSIMを差し替える(=APN設定をやり直す)方にもオススメの方法です。
スペインの大手携帯通信会社は4社。
Movistar(モビスタル)、Orange(オランジ)、Vodafone(ボダフォン)、Yoigo(ジョイゴまたはヨイゴ)。
その他、これら4者と提携したOEM(MVNO)ブランドが多数あります。
たくさんデータ通信する方は、スペインの主な街にはたいていある携帯販売店「Phone House」に行き、Happy MóvilのSIMを買うのがよいでしょう。
Happy MóvilはOrangeのOEMなのでスペイン全土で問題なく使え、データ通信料が安く、かつ他のキャリアでは不可能な、プリペイド方式でもデータ通信の上限に達したときの追加購入が可能です。
さてこのHappy Móvil、お店が空いていれば店員さんが設定してくれますが、忙しいと自分でやれと言われる場合もあります。
iPhoneではデータ通信に必要なAPN(アクセス・ポイント・ネーム)設定をひとつしか保持できず、別のSIMに差し替えるごとに、キャリア(携帯電話の通信会社)それぞれのAPN設定をやりなおさなければなりません。
さらに、iOS7以降ではiPhoneの「設定」アプリからAPN設定メニューがなくなっており、Apple社公式サイトからiPhone構成ユーティリティというソフトウェアをPCにダウンロードし、設定したうえでPCからiPhoneにインストールするようになってしまいました。
が、もっと簡単に設定する方法があります。
1.まずは「設定」アプリ>「一般」>「プロファイル」から現在の(これまで使っていたSIM向け設定の)APN設定を「削除」します。
2.次にWi-Fi経由でSafariから http://www.unlockit.co.nz/ にアクセス。
2−1.最下部、最下部中央の"APNを作成"ボタンを押す
2−2.国とキャリア名を選択して、横長の「APNを作成」を押す
2−3.設定アプリのAPN設定画面が自動的に立ち上がるので、"インストール"を押す
これで簡単にAPN設定を変更することができます。
お試しください。
これでうまくいかない場合は、上記のiPhone構成ユーティリティを使って設定しましょう。
全世界の有力キャリアのAPN設定に必要な情報はこのサイトにまとめられています。
※ご利用はくれぐれも自己責任でお願いいたします。