スペイン語力アップ!ブログ
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映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』
スパニッシュ・オンラインの大塚でございます。
あけましておめでとうございます。
今年もみなさんのスペイン語力アップに貢献できるよう、講師たちと力をあわせて努力してまいります。
さて、年末に『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』を観て来ました。
この映画は、サグラダ・ファミリア建造の歴史や舞台裏を、研究者や、今現在も建造にたずさわる人々へのインタビューでつづるドキュメンタリーです。
「生誕の門」を彫った日本人彫刻家、外尾悦郎さんはサグラダ・ファミリア建造に携るにあたって仏教からカトリックに改修したそうです。
一方、生誕の門の反対側に位置する「受難の門」を彫ったカタルーニャ人彫刻家ジョセップ・マリア・スビラックス氏は無神論者なんだとか。
その他にもこの巨大なガウディの作品にまつわる思いが関係者自身の口で語られ、バルセロナを、そしてもちろん、サグラダ・ファミリアを再訪したくなってしまう映画でした。
すでにバルセロナ中毒の人には危険です(笑)。
スペイン映画かと思いきや、実はスイス映画です。
なので、ナレーションはドイツ語。
しかも、スペイン語(カステジャーノ)でインタビューにこたえるのは外尾悦郎さんただ一人(!)です。
現場監督、受難の門のファサードを担当した彫刻家、ガウディ王立研究所ディレクターなどはみんなカタルーニャ語でした。(その他、一部の外国人は英語、フランス語)
カタルーニャ文化の象徴ともいえるサグラダ・ファミリアのドキュメンタリーならではですね。
※現場監督は作業員に指示出しするときはスペイン語を使っています。カタルーニャ人でない作業員も働いているのでしょう。
ぜひ劇場でご覧ください。