スペイン語力アップ!ブログ

ネイティブの話すスペイン語のスピードに慣れるためのコンテンツや、スペイン語学習に役立つ情報を随時アップしていきます。

標高3,152m、Monserrateに登ってみた

南米 | 2014-09-16

スパニッシュ・オンラインの大塚です。
煙と同じで、高いところが好きです。

ということで、日曜日にモンセラーテ(Monserrate)に登ってきました。
Monserrateはボゴタ(標高2,600m)の東部に位置し、頂上は3,152m。富士山の8〜9合目くらいの高さです。
※serrateはスペイン語で「尖った」「鋭利な」といった意味です。なのでMonserrateは鋸山みたいなイメージでしょうか。

ケーブルカーとロープウェイも設置されており、リーズナブルな価格で行けるのですが、日曜日はものすごい行列ができます。
行列と甘いものが苦手な私は迷わず自分の足で登ることにしました。

登山道入り口の立て看板

Señor Caídoというスペイン語をそのまま訳せば「転んだおじさん」(caídoは動詞caerの過去分詞です)になってしまいますが、これは受難で十字架を担いで処刑場所まで歩かされている途中で倒れたイエスを指しています。
そう、この丘のてっぺんには教会があり、倒れたイエスの像が祀られているのです。
※ちなみにスペイン語圏でNuestra Señoraといえば、「私たちのおばさん」ではなく、聖母マリアです。

さて、ほとんど休まずにひたすら登ること50分。
Santuario Monserrate(モンセラーテ教会)に到着。
中ではミサが行われており、超満員。奥の祭壇にSeñor Caídoの像が。

さらに、教会と反対側のCerro de Guadalupe(グアダルペの丘)を見ると、Guadalupeの聖母像が見えます。

Cerro de Guadalupeも歩いて登れるのですが、こちらは昼間でも強盗が出ます。(メデジンのシェアハウスで一緒だったカナダ人が被害に遭ったそうです)

ボゴタ市街を一望。あまり天気はよくなかったですが、すばらしい景観でした。

なお、Monserrateの登山道を登り降りするのはそこそこ激しい運動です(現地の子は5歳くらいでも自力で登っていますが)。
特に低地からボゴタへ飛行機で到着した場合は2〜3日あけて、高度に慣れてから登るのがよいでしょう。