ネイティブの話すスペイン語のスピードに慣れるためのコンテンツや、スペイン語学習に役立つ情報を随時アップしていきます。
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2013年5月に作成した元記事を、2019年1月に更新しました。
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スペイン旅行中の支払い方法はどれが一番トクでしょうか。
まず、現金とクレジットカードだと、多くの場合、カード(1回払い)が有利です。
フラメンコやサッカー、闘牛のチケット、レストラン、鉄道(RENFE)、長距離バス(ALSA)の支払い等で、カード払いOKなときはカード払いにするとよいでしょう。
でも、バルで数ユーロを払ったり、市バスやタクシーに乗るような場合にはやはり現金が必要ですね。
ではユーロの現金をどう入手するかですが、今やスペインに限らず海外旅行一般に、「クレジットカードのキャッシングが最も有利」というのが常識になりつつあります。
クレジットカードのキャッシングは金利がかかるので損なイメージがありますが、タイミングによってはわずかな金利のみ(為替手数料はほぼゼロ)で引き出せ、非常に有利です。
銀行系のカード会社だと一般に15日〆の翌月10日払いが多いです。
なので、15日に引き出せば年利18%でも実質、引き出した金額の1.2%程度しかコストがかかりません。
(16日に引き出すと、2.7%くらいかかるのでご注意ください)
また、カード会社によっては海外キャッシングに100円程度の手数料を課金する会社もあります。
現時点ではJCBは海外キャッシング手数料を課金していません。
三井住友カードは1万円超で210円、1万円以下105円を課金します。
信販系のカード会社だと月末締めの翌月27日払いが多いです。
銀行系より2日間、サイトが長いので、その分金利が多くかかります。
セゾンカードは月末締め、翌々月4日払いで、銀行系に比べると9日間もサイトが長いです。その分、金利が多くかかります。(海外ATM利用手数料もチャージされます)
現金両替は日本国内の銀行で両替した場合、仲値(新聞等に掲載されている相場)+4円程度なので、レートを€1=130円とすると3%程度の手数料がかかる計算です。
渡航して数日のあいだに使う、せいぜい€100くらいを両替するとよいでしょう。
なお、€100紙幣はスペイン国内では受け取ってもらえないことが多いので避け、€50か€20紙幣にしましょう。(スペインの銀行のATMで€100以上を引き出しても、€50と€20の組み合わせで出てきます。€100は出てきません)
なお、スペインに来てから日本円からユーロに両替するとレートが非常に悪いので、日本にいる間に両替することをおすすめします。
海外のATMで日本の銀行口座から引き出せるキャッシュカードもありますが、為替手数料3〜4%くらいが多く、さらに引き出すごとに100円〜200円程度の手数料がかかるケースもあるようです。(銀行ごとに異なります)
一般に現金両替よりも割高です。
さて、おトクなはずのクレジットカードによるキャッシングも、スペインでどの銀行のATMを使うかによってコストが違ってきます。
La Caixa(ラ・カイシャ)グループ
この銀行のATMは、一回引き出すごとにATM使用料として、なんと5ユーロも課金されます。
たとえば100ユーロを引き出すと、ATM使用料だけで5%にもなってしまいますので、避けましょう。
この手の手数料がかかるATMは、最後に確定する前に「5ユーロのコミッションかかるけどいい?」と確認画面がありますので、そこでキャンセルすれば大丈夫です。
※以前は3ユーロでしたが、2018年末に確認したところ、5ユーロになっていました。。
BBVA(ベベウベア)
2018年1月までは手数料ゼロな銀行としておすすめしていましたが、2018年末に利用しようとしたところ、1回あたり6ユーロも手数料を課金するようになっていました。
バカバカしくて、使う気になりません。
Banco Santander
こちらも2018年1月までは手数料ゼロ銀行としておすすめしていましたが、2018年末には1回あたり5ユーロを課金するようになっていました。
スペイン中、どんな田舎の町にでもATMがあるので便利なのですが、残念ながらさようなら。
今までありがとうございました。
以上、3つの銀行はスペインでも大手ですので、街のいたるところで見かけますが、使わないようにしましょう。
以上すべて、2018年12月時点の情報です。
各種手数料は今後、変更になる可能性もありますのでご了承ください。