スペイン語力アップ!ブログ

ネイティブの話すスペイン語のスピードに慣れるためのコンテンツや、スペイン語学習に役立つ情報を随時アップしていきます。

【2023年版】スペイン旅行のお金、鉄道、ホテル代、UBER

スペイン,旅行 | 2023-10-09

9月末〜10月上旬にかけて、スペイン出張に行ってきました。滞在地はマドリッド、セビージャ、グラナダ、バルセロナです。



2018年末から約5年ぶり、コロナ禍もはさんで多少、変わったこともありますので、これから久々にスペイン旅行に行こうと計画されている方のために、メモを残しておきます。
かなり主観も入っているのでご了承ください。

お金

前回までに比べ、バル等でのクレジットカード受け入れが大きく促進されたように思います。
感覚的には、5€を超えるとまったく気にせずカード払いできる感じで、むしろお店側から「tarjeta?」と聞かれたりします。
基本的にはカード払いのほうが、現金よりも為替レートの関係で、安くすみますので、カード払い推奨です。

と言いつつも、コンビニで水(1€とか)買ったり、バルでコーヒー代(1.5〜2€)払ったりすることもあるし、現金最強ですので、一日あたり20€くらい用意しておくとよいと思います。

両替は出発前に日本でやっておきましょう。
日本のほうが、スペインに行ってからよりもレートが良いです。(たぶん)
一般に、どの通貨組み合わせでも、取引量が多いところで交換するのが安いです。
(例:日本円→米ドルなら日本。米ドル→グアテマラならグアテマラ。)

現地のATMでキャッシングしてもよいですが、引き続き多くのATMで一回あたり4〜6ユーロくらいの手数料がかかるようです。100ユーロ引き出すのに5ユーロ手数料かかると5%ですね。
また、札の種類を指定できるATMは限られています。たぶん探すの大変です。
できれば使い勝手のよい20ユーロ札だけで欲しいので、2週間程度までの旅行であれば、日本出発時に空港で両替するのがよいかもしれません(20ユーロ札を指定できるはずです)

さて、カード決済に関しては一点、注意すべきことがあります。
端末にカードを差し込むと暗証番号入力の前後で、日本円で決済するか、ユーロで決済するかを選択するようになっています。
日本円で決済するとひどいレートが適用されますので、必ずユーロを選びましょう。必ずです
しかし現地カード会社はなんとかして為替手数料で儲けられる日本円で決済させたいので、
端末にはまず「日本円で決済しますか?」と英語で表示されます。
ここではNOを選択します。
次に、「本当にユーロでいいんだな?」と英語で不安を煽ってきますので、
今度はYESを選択します。
ややこしいので、落ち着いて、絶対に間違えないようにしましょう。
店員に端末を委ねると勝手に日本円で進められたりするので、暗証番号入力して、通貨を確定するまで端末は自分で持ったままにしましょう。
(カード決済端末にもよって多少、表示や手順が異なります。いずれにせよ、ユーロで決済することが大事)

鉄道会社の選択肢が増えた

以前は都市間を列車で移動する場合、AVEなどの特急を擁する国鉄(?)のRENFE一択でした。
現在は、OUIGO(フランス系)、iryo(イタリア系)、avlo(Renfe子会社)といった新しい鉄道会社がRENFEと同じ線路をつかって、RENFEより安く運行しています。
うっかりRENFEのサイトしかチェックしないと見落としてしまいますので、比較サイトの
 trainline.com
 trenes.com
などで調べてみましょう。
マドリッド⇔バルセロナ片道で、AVEと出発時間が5分違うだけ(所要時間はほぼ同じ)で料金が数十ユーロ違うこともあります。
※LCCと同じで安い分、いろいろ制約があったり、追加料金がかかるかもしれません。

ホテル代の乱高下

5年前と比べ、同じホテルでも日毎の値段の差がさらに激しくなりました。
週末でもないのに、一日違うだけで2倍近い差があることも珍しくありません。
私は不幸にも最後のマドリッド2泊が超高額の日にあたってしまい、通常時は一泊1万円そこそこのオスタルに、水曜日と木曜日の2泊で計5万円弱も出しました。
マドリッド在住者数名に、この日は何か特別なイベントがあるのか聞いてみたのですが分からず。
ということで、旅行の日程を決める際は、航空券だけでなく、ホテルの値段もあわせて事前にチェックすることをおすすめします。

UBERとCABIFY

UBER、CABIFYは便利です。(もしかしたらバルセロナは使えないかも)
車内で支払をしなくてよいですし、遠回りされているのではないかと心配することもないし、場所によってはチャージされるmaleta追加料金にもやもやすることもありません。
両者とも、登録時に携帯番号によるSMS認証が必要です。
海外でSMSを使えない人は、日本にいるあいだにセットアップを済ませておきましょう。(私はこの関係で、UBERしか使えませんでした)
なお、MadridやSevillaの中心部は道が狭く、かつ一方通行が多いため、日中は呼んでも到着まで10分以上かかることもあります。予定がある場合は事前に予約しておくか、早めに手配するようにしましょう。
私は帰国便が朝5:50Madrid発だったので、空港まではタクシーかUBERの二択でした。
早朝3:30にオスタルに来てもらうよう前日にUBERを予約しておきましたが、料金は26.9€でした。タクシーの空港固定料金(30€)より少し安かったです。