ネイティブの話すスペイン語のスピードに慣れるためのコンテンツや、スペイン語学習に役立つ情報を随時アップしていきます。
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どのようなレッスンであったとしても、「新しいことを学べてよかった」「間違いを直してもらえてよかった」で終わらせてはいけません。
必ず、それら新しい知識を自分のものにし、自分で使えるようにするための作業(復習)をしてください。
これがスペイン語上達のポイントです。
復習とは、講師が書いてくれたメモやテキストを黙読で見直すことではありません。
復習とは、 覚えるべきことを文章まるごと
・意味を具体的にイメージしながら大きな声で口に出して読み、ペンや鉛筆で紙に書く
を覚えるまで繰り返し行うことです。
例:レッスンで"Voy a Tokio mañana para la mañana."と言ってしまったのを"mañana por la mañana"と訂正されたのであれば、 "Voy a Tokio mañana por la mañana."と何度も大きな声で読み、さらに、紙に繰り返し書く。
そして、上記作業で覚えたことを、
・単語カードなどを使って、実際に覚えたかどうかをチェックする
ことです。
例:単語カードの表に"Voy a Tokio mañana ( ) la mañana."と書いておき、空欄を含めて正しく言えるかどうかチェックする。(チェックするときも必ず大きな声で口に出してください)
一度覚えたことでも、時間が経つとともに忘れていきます。
なので、何度か復習を繰り返すことによって、記憶を定着させる必要があります。
最低でも
・その日、寝る直前に1度復習する
・3日後に復習する
・7日後に復習する
と、3回やりましょう。
レッスンごとにこれを繰り返すことで、新たに習ったことを確実に自分のものにし、必ずスペイン語を上達させることができます。
※寝る直前に記憶したことは、寝ている間に脳のなかで整理され、記憶が定着しやすくなります。
参考図書:
『海馬 脳は疲れない』(池谷裕二・糸井重里、新潮文庫)
『ビックリするほどよくわかる記憶のふしぎ』(榎本博明、ソフトバンククリエイティブ)