キューバに行ってみませんか？

キューバってどんな国でしょう？

いつも軍服姿のF.カストロや、革命家チェ・ゲバラのイメージから、なんとなく物騒な国だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は深夜の１時や２時に一人で酔っ払って歩いていても無事なほど安全な国です。（←私が行った１９９６年当時の状況です。）
どうしてそんなに安全なんでしょう。

そんな背景を含め、キューバの魅力と現実を独自の観点から紹介した本を読みました。
『もりぞお　世界一周紀行　０５．キューバ驚愕編』（９９円）。
   
（※Kindle版のみ。キンドル端末または、iPhoneやAndroid等のスマートフォンやタブレットで読めます）

著者のもりぞお氏は某大手企業を退職後、ビジネスクラスを使って世界一周旅行をしながらブログを書いていた人です。今はなぜか海外就職研究家だそうです。
この本は、著者イチ押しの国、キューバへ２００８年に旅行したときの日記をもとに書かれています。
（５年前ですが、たぶん今もそんなに変わっていないと思います。。）

おすすめのホテルやレストラン、バーといった情報は一切なし。
あるのは、著者がキューバの人々のなかに飛び込んで聞いた話、現地で見た光景、考えたことです。
キューバ人と日本人の性格や、置かれている境遇の対比は特に面白く（それぞれの良い面と悪い面、両方が考察されています）、幸せとは何かについて考えさせられます。

キューバは青い海もサルサもモヒートも素晴らしいです。ほんとうに。
（人々はもっと素晴らしいです！）

でもそれだけじゃないキューバを知るきっかけになる本です。
読むとさらに深く知りたくなりますし、きっと行ってみたくなりますよ。
私ももう一度、カストロが存命のうちに行きたくなりました。

ちなみに。。
キューバでは他のラテンアメリカ諸国同様、英語はまったく役に立ちません。( ﾟдﾟ)！
通じる言語はただひとつ、スペイン語です。

旅の楽しみのひとつは現地の人々と仲よくなること。
キューバ旅行をもっともっと楽しむためにも、しっかりスペイン語を学んでから行くことをおすすめします。